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2010.10.06
Penrose 1982 International Review of the Graphic Arts |

本日、海外のアマゾンで注文していた『Penrose 1982 International Review of the Graphic
Arts』が到着。
1982年にリリースされたデザインブックなのですが、見てください!
この見事なフリーハンドレタリング!
海外の洋書サイトをチェックしていて、表紙に一目惚れ。
「トム・カーネイズ(Tom Carnase)のレタリングかな?」と思い、詳細が見れないので思い切って注文。
さっそく届いた中身を開いてみると、David Quay というデザイナーによるレタリングでした。
サンセリフは、Avant Garde Gothic
の処理をほどこした変則的な Futura 。
E, F を横長にしてバランスを取っていますね。 |

David Quay のレタリング作品。
いやー、見事なブラックレターですね。
トム・カーネイズや三浦滉平さんの作品に見間違えるくらいで、惚れ惚れします。 |

David Quay による作品。
右下は Historical Pen Society のロゴタイプ。 |

こちらも David Quay によるレタリング。
1980年にデザインされた『Penthouse Calendar』の表紙。 |

Capone by Tony Geddes in 1968
こんなところで以前から気になっていた
Capone の詳細を見つけるとは。
フォントがリリースされているのでレア書体ではありませんが、
販売サイトでは Dave Farey によるデザインというのが気になっていて。
どうやら Dave Farey はフォント化しただけで、オリジナルは1968年に Tony Geddes がデザイン。
詳細が不明だった
Milton (1968)も彼によるデザインでした。
この書体は、Windsor
や
Richmond をモデファイしたもので、
いくつかのオルタネートがありますが、デジタル化はされていません。
はじめて見る書体もいくつか掲載されてました。 |
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2010.10.06
TYPONY CORE & TYPONY SUPPLEMENT |

オークションで『TYPONY CORE』と『TYPONY SUPPLEMENT』を落札。
数十年前(1980年代?)に TYPONY 社からリリースされたバインダー式の書体集です。
数えてないけど、一冊に100書体以上を掲載。
他社から出版されたものでは、『モンセン・スタンダード』が有名ですね。 |

Rainbow Bass by Saul Bass in 1982
Rainbow Bass を発見!
巨匠ソウル・バスがデザインしたレア書体です。
いわゆるパックマン書体で、似たようなものでは、Sinaloa
や
Indigo がありますね。
『TYPONY CORE』と『TYPONY SUPPLEMENT』は、それぞれ4巻まであるようなので、これは全巻揃えてみたい。 |
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2010.10.06
Berthold Fototypes E1 |

レア書体満載の Berthold 社のカタログ『Berthold Fototypes E1』。
1974年のリリースで、505ページという圧巻の内容です!
ただ、デザイナー名などの詳細が記載されていないのは、本当に惜しい。
ちなみに表紙の書体は Churchward Design 70 Ultra Bold 。
いい書体なのですが、デジタル化されていないようですね...。 |

詳細不明のレア書体 Genny が掲載されてました。
1970年にCTI よりリリースされた Kathy McCord の書体がいまだにわからず、
ずっと Genny と推測していたのですが、ハズレました。 |

この本ではじめて知った Curly Hairline 。
なんだ、この強烈で愛くるしい表情は...。
今のところ Amazon で『Berthold
Fototypes E1』が1冊あります。
1992年のリリースになっていますが...。 |
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